ホーム

ACアダプターの正しい選び方

市場には多くのACアダプタが流通していますが、見た目が似ていてもどれでも良いというわけではありません。定格電圧や電流が間違ったアダプタを使用すると、火災や機器の破損の原因となってしまいます。 またプラグの形状が異なれば、そもそも使用することができないでしょう。こちらでは、ACアダプタの選び方について解説していきます。

1.機器の電圧・電流を調べる
電気機器には、適した電圧・電流のアダプタを接続する必要があります。まずはアダプタに接続したい機器の電圧と電流を確認しましょう。入力端子の近くなどに「○V/○A」という風に記載されていることが多いようです。

この時気を付けたいのが、電圧(V)はぴったり同じ数字のアダプタを、電流(A)は同じかそれ以上の数字のアダプタを使用する必要があるということ。電圧の場合は高ければ機器が故障し、低ければ動作しません。 9Vなら9V、12Vなら12Vのアダプタを使用しましょう。電流の場合はぴったり同じでなくても構いませんが、電流が足りないとアダプタの破損や炎上に繋がります。少し余裕を持たせて、500mAなら1Aなど数字が大きめのアダプタを選ぶと良いでしょう。

2.プラグの形状の確認
実はACアダプタのコネクタや機器の差込口は統一されておらず、プラグ側がピンのものやジャック側がピンのものなど様々な規格があります。機器の型番だけではコネクタの形状はわからないので、購入後に「刺さらない」ということのないように事前にサイズや形状を確認しておきましょう。